Eye-Fi Card 転送速度比較
2008/04/05 Sat [Edit]

手持ちの現像アプリケーションを使って、シャッターを切ってからプレビューが完了するまでの時間を計測してみた。
■使用機材
- 15インチ PowerBook G4(1.67GHz) 1.5GBメモリー
- Mac OSX 10.4.11
- AirMac Expres IEEE 802.11/g
- Canon EOS 30D
- Panasonic SD-CF Adapter
- ストップウォッチ
■アプリケーション
- Adobe Photoshop Lightroom 1.3
- Adobe Photoshop Lightroom 2.1 BETA
- Apple Aperture 2.1 トライアル版
- Canon Digital Photo Professional Ver.3.2.0
- iPhoto 6.0.6
■計測方法
- Folder:シャッターを切ってから、「ピクチャ」フォルダの中の「Eye-Fi Card」フォルダにアイコンが現れるまでの時間を計測
- LR,Lr,DPP:デスクトップに作成した転送先フォルダを監視し、シャッターを切ってからプレビューが完了するまでの時間を計測
- iPhoto:Eye-Fi Manager の Settings で転送先をiPhotoに設定し、シャッターを切ってからプレビューが完了するまでの時間を計測
- Aperture:Aperture単体ではフォルダ監視機能を持っていないため、Aperture Hot Folder 1.5 プラグインを使ってプロジェクトに転送し、シャッターを切ってからプレビューが完了するまでの時間を計測
計測は2タイプ行った。まずはじめにUSBケーブルでカメラとPBG4をダイレクトに接続し、通常撮影スタイルの場合を計測してみた。ダイレクト接続の場合、EOS Utility経由となりiPhotoでのプレビューはできない。また、OSX TigerではAperture 2のテザー機能を使えないためApertureも除外した。
次に今回の目的、Eye-Fi Cardを使いワイヤレスでの転送速度計測。但し、Eye-Fi CardはRAWに対応しないためRAWデータは計測できない。また、アクセスポイント(AirMac Express)までの距離が離れると、送受信強度が弱くなり転送速度はなかり低下するため、今回はAirMac Express、PBG4、Eye-Fi Cardを装填した30Dが3m以内にある環境にてテストを行った。
ダイレクト接続
| 記録画質 | S Fine 1728x1152 | M Fine 2544x1696 | L Fine 3504x2336 | RAW 3504x2336 | |
| A | Folder | 1.0 | 1.5 | 1.7 | 4.1 |
| B | LR 1.3 | 7.1 | 7.9 | 8.6 | 11.4 |
| C | Lr 2.0 β | 6.9 | 7.2 | 8.0 | 11.2 |
| D | DPP 3.2.0 | 1.9 | 2.6 | 3.4 | 6.2 |
Eye-Fi接続
| 記録画質 | S Fine 1728x1152 | M Fine 2544x1696 | L Fine 3504x2336 | |
| E | Folder | 4.3 | 7.1 | 10.5 |
| F | LR 1.3 | 12.4 | 15.8 | 21.7 |
| G | Lr 2.0 β | 15.1 | 20.5 | 24.8 |
| H | Aperture 2.1 | ※ | 11.5 | 17.3 |
| I | iPhoto 6 | 5.7 | 8.6 | 11.1 |
※Aperture Hot FolderがAperture 2に正式対応していないこともあってか、動作が不安定なためSサイズでの計測ができなかった。
ダイレクト接続でのファイル転送(A)は流石に早い。個人的に軽快に撮影するための待ち時間は「5秒以内が理想」という思いがあることから、DPP(D) が許容範囲。Lightroom(B,C)、特にRAWではダイレクト接続であってもかなりストレスを感じた。Eye-Fi接続では予想通り転送時間が ネックとなり、とても実用的な速度ではなかった。気になったのはLightroom1.3(F)と2.0 β(G)の新旧対決で、Eye-Fi接続の時に限って5秒近い差があったこと。ダイレクト接続(B,C)ではそれほどの差がないため原因ははっきりしないが、見た目のプレビューは完了しているにもかかわらず「Rendering Preview...」の文字がなかなか消えないのが気になった。(たまたまか?)ただ、1.3ではライブラリモードでしかプレビューの自動切り替えができなかったのに対し、2.0βでは現像モードでも自動で行われるようになっていたのは新発見だった。
そんな中、意外だったのは iPhoto(I)。フォルダー転送(E)とほとんど変わらない時間でプレビューが完了した。Eye-Fi Managerで直接iPhotoを転送先に指定できることから、監視フォルダを経由しないiPhotoが一番早かったと思われる。Eye-Fi CardはSDカードを記録メディアとするデジカメなら使える確率が高いので(対応しない場合もあるので注意)、iPhotoを使っているMacユーザーならばコンデジを使ってほぼリアル タイムに、しかもワイヤレスでパソコン画面で確認しながら撮影可能な環境を手に入れることができる。これはWindowsにはないMacのアドバンテージ だ。今回のテストでは無線LANがIEEE 802.11/g、MacがG4レベルと低速環境だったため、IEEE 802.11/n及びIntelに変わったときの差がどれくらいあのか、環境が整い次第テストしてみたい。

とまあ、堅苦しくテストしてみましたが、残念ながら自分のワークフローでこのEye-Fi Cardが活躍する場面は今のところ少なそうです。やっぱりApertureに乗り換えかなぁ。。。
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