EOS DIGITALからLightroomをリモートビューアーとして使う
2007/04/07 Sat [Edit]

今までリモート撮影と言えばEOS Utility(以下EU)に連携ソフトとしてDigital Photo Professional(以下DPP)をビューアーとして使っていた。しかし現像ソフトをLightroom(以下LR)に完全移行した今、リモートビューアーとしてLRを使いたくなるのは至極当然な話。そこでリモート撮影で直接LRに取り込めないか試してみた。
まずはじめにEUの連携ソフトとしてLRを直接指定できないかを試した。EUの環境設定「連携ソフト」タブから連携するソフトウェアにLRを登録すると、読み込んだ画像をLRに自動転送できるようになる。しかしこれはうまくいかなかった。LRを指定することはできるものの、転送後にいちいちLRの読み込みウィンドウが表示されてしまい、毎回取り込みボタンを押す作業を強いられるのだ。これでは使いづらい。
次に、LRの監視フォルダ機能を使ってEUのリモート撮影で取り込んだ画像をLRの監視フォルダへ受け渡すことはできないかを試してみた。これはうまくいった。大まかな流れは以下の通り。▼印の動作は自動でやってくれます。
−リモート撮影(シャッターを切る)
↓
▼EU指定の保存先フォルダ(A)に保存
↓
▼LR指定のコピー先フォルダ(B)の中に(A)に保存された画像を移動
↓
▼LRのライブラリフォルダに(B)と同じ名前の付いたフォルダ(C)を追加しそこへ画像を移動
↓
−LRのルーペモードで左パネルのフォルダに追加された(C)を選択した状態でリモート撮影を続行
しかし設定が少々面倒なのでここにメモしておくことにする。
■EUの環境設定
まずはEUの環境設定を開き、「保存先フォルダ」タブの保存先フォルダに、リモート撮影直後の画像保存先を指定する。保存場所やフォルダ名は何でもかまわないが、自分は「EU Auto Load」とうい名前のフォルダを新規作成しこれを指定した。この時、リモート撮影のチェックは必ず外しておくこと。ここにチェックが入っているとサブフォルダを自動で作ってその中に画像が保存されてしまうため、LRで指定するフォルダに自動転送されなくなってしまう。連携ソフトの連携するソフトウェアは、「なし」を選択する。※EU2.0.1からカメラを接続していない状態では環境設定が正しく反映されないようです。
■LR自動読み込み設定
次はLRの設定。ファイル>自動読み込み>自動読み込み設定(β4では環境設定にあった自動読み込み設定が、正規版1.0ではファイルメニューに移動しているので注意) 監視フォルダをEUの環境設定で指定した保存先フォルダ「EU Auto Load」を選択。ここで選択する自動読み込みフォルダは空にしておく必要がある。 コピー先に新規作成した「Lightroom Photo」フォルダを保存先に選択し指定。サブフォルダ名に「LR Auto Load」と入力。 保存先フォルダ、サブフォルダ共に保存場所やフォルダ名は自由に付けてかまわないが、LRの左パネルに表示されたとき、画面に収まるよう短い名前の方がよいだろう。さらに読み込み時のメタデータを作成しておけば、読み込まれたデータ全てに同じメタデータを付けてくれるので、Copyrightなどを埋め込みたい場合は利用すると便利だ。 OKボタンを押して設定ウィンドウを閉じ、ファイル>自動読み込み>自動読み込みを有効にするにチェックマークを付けておく。
■リモート撮影方法
PCとカメラをつなぎEUを立ち上げる。
↓
カメラの電源ON。
↓
EUから「カメラの設定/リモート撮影」を選択。
↓
LRを立ち上げる。
↓
[E]、キーを押してルーペモードにする。
↓
とりあえず何も考えずに1度シャッターを切る。するとLR自動読み込み設定で指定した「LR Auto Load」フォルダが左パネルのフォルダに追加される。この追加された「LR Auto Load」フォルダを選択した状態でリモート撮影を継続する。シャッターを切る度にその画像が「LR Auto Load」フォルダに追加され、画面に表示されるはず。DPPに比べ転送に時間がかかるが、自分のPBG4環境の場合プレビュー表示はLRの方が早いので良しとする。
現像モードでは、撮影した最新画像に差し替えて表示はしてくれないので、リモート撮影ではルーペモードで撮影するしかない。欲を言えば、現像モードでも差し替え表示してくれると、白飛び黒つぶれを常に確認しながら撮影できるのに・・・と思う。
■リモート撮影時のお勧め画面設定
リモート撮影ではできるだけ画像だけに集中したいので、自分がよく使う画面設定を紹介しておこう。上部モジュールピッカーと左パネル、下部フィルムストリップを非表示にし、右パネルのヒストグラムのみ表示させた状態にする。できるだけ広い画面で見たいので、[F]キーを2回押してフルスクリーンモードにする。フルスクリーンモードにしておくとドック(Mac)やタスクバー(Win)を非表示にできるので、フィルムストリップを表示させるためにカーソルを画面下に持って行った時、ドックやタスクバーに邪魔されてフィルムストリップが見えなくなってしまうことを防止できるのだ。[E]キーを押してルーペモードに切り替えておく。[ - ]キーを押す度にルーペモードとグリッドモードを切り替えることもできるので、まとめてマークしたい場合などに覚えておくと便利。ルーペモードで画像に各種マーク(レーティング、フラグ、カラーラベルなど)を付けたい場合は、ツールバーの右端にある下向きの三角マークをクリックし、ツールバーに追加表示したい項目をチェックしておく。ツールバーが必要がない場合は、[T]キーを押して非表示にしておくと縦方向の作業スペースは画面一杯まで利用できるようになる。さらに[L]キーを押して背景光を減光しておくと表示された写真に集中しやすくなる。
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