iPhotoでキャプション付き画像データを作る
2009/09/22 Tue [Edit]

おかゆMacBook Air のJackさんが「デジカメ写真に4行ほどのキャプションを入れてプリントできるところありますか?」といった内容の質問をされていたので、ちょっと考えてみました。
質問の内容から察すると、プリント時に文字を入れてくれるDPEサービスビューローをお探しのようでしたが、そのようなサービスを行っているショップをボクは知りません。それならサービスに持ち込む前のオリジナルデータに文字が入っていてもいいのかな?と思い、Macを使った簡単な方法を考えてみました。
Appleには簡単に写真を整理したり、編集、プリントまでをこなすiPhoto という素晴らしいアプリケーションがあります。 iLife ’09 に含まれるこの iPhoto ’09 は、今やWindowsユーザーにもお馴染みとなった iTunesのそれと同じく、Appleらしい操作系で簡単に扱えるよう設計された写真専用のソフトウェアです。
今回はこのiPhoto ’09を使って、簡単にキャプション入り画像を作る方法をご紹介します。
この方法では、iPhotoのプリントカスタマイズ機能を使って余白にキャプションを入れているので、「画像の上から文字を入れたい」といった意図の場合は質問の答えを外してしまっているかもしれません。また文字の位置を自由に配置することはできず、中央固定となってしまいますが、方法の一つとして参考になれば幸いです
■STEP 1
写真を選んでプリント実行
え!いきなり?と思われるかもしれませんが、ここは信じて iPhoto 画面でプリントしたい写真を選択し、いきなりプリントを実行しちゃいましょう。

iPhotoのイベントやアルバムから、プリントしたい写真を選択(複数選択可)
▲侫.ぅ襯瓮縫紂爾ら「プリント...」を実行
■STEP 2
用紙サイズからプリントしたいサイズを選択し、カスタマイズボタンをクリックします。
写真にキャプションを入れるには、このカスタマイズから行います。

I現爐鯀択
ね兒罐汽ぅ困らプリントするサイズを選択
ゥスタマイズ... ボタンをクリック
■STEP 3
縦横レイアウト選択と、キャプションあり・なしを選択します。

Ε汽ぅ疋弌爾縫廛螢鵐箸追加されます
枠線をプルダウンすると枠のサイズやタイプが選択できます
※今回は縁なしを想定して1を選択しました。
┘譽ぅ▲Ε箸鬟廛襯瀬Ε鵑垢襪伐爾裡桓鑪爐ら選択できます
1 横位置キャプションなし
2 横位置キャプションあり
3 縦位置キャプションなし
4 縦位置キャプションあり
※今回は4を選択しました。
■STEP 4
キャプションの入力とトリミングを行い、再度プリントを実行します。

「写真の説明を入力」部分にキャプションを入力します
もちろん改行も打て、文字が入り切らなくなると自動的に縮小までしてくれます
フォントタイプやサイズが変更できます
プリントボタンをクリック
※ここで写真をトリミングしたい場合は、写真の上で 1 回クリックしてください。すると写真の上部に編集ツールが表示されます。スライダを使って写真を拡大したり、手のひらポインタを使ってフレーム内で写真を移動できます。
■STEP 5
通常は、ここでプリントボタンを押して家庭用プリンタなどに印刷して完了となるのですが、今回の目的はあくまでプリントショップを利用するというのが前提ですので、キャプションが入力された状態の画像データを作ります。
ここからが一工夫。Mac OSXからシステム標準機能になった「PDF出力」を使います。プリントダイアログから使えるこの機能はとても便利で、Adobe Acrobat Professional を持っていなくても、だれでも簡単にPDFを作成することができます。
今回はこの機能の中から、「PDFをiPhotoに保存」を実行します。
そのまましばらく待つとiPhotoのサイドバーにあるアルバムの中に新規に「アルバム」の項目が追加され、その中に出力されたキャプション付きの画像データが表示されます。
※「PDF出力」を使う方法は他のソフトでも利用できそうですが、iPhotoならデジイチのRAWデータが扱えます。

プリントダイアログの左下にあるPDF▼ボタンをプルダウン
「PDFをiPhotoに保存」を実行
■キャプション付き画像データ完成!

■注意点
キャプションを付けた画像はPDFに変換されて出力されるように思われますが、実はJPEGデータに変換されたファイルが保存されます。
解像度はい覗択した用紙サイズに合わせて最適化され、L版の場合 700x1000px 200pixel/inch になります。どうやらプリントダイアログからPDF出力すると画像解像度は200dpi固定になるようですが、L版や2L版程度の大きさであればこの解像度でも十分鑑賞に堪えると思います。※プリントの綺麗さについては、実際にプリントショップで出力したわけではないので、未確認です。DPIがどう処理されるのかちょっと心配。。。
ファイル名は自動的に振られてしまうようなので、必要であれば手動、またはリネームソフトを使うと良いでしょう。なを、出力されたオリジナルデータの拡張子は、「.jpg」ではなく「.jpeg」と4文字になっているので、プリントショップでの互換性には十分注意してください。
手持ちのインクジェットプリンターで印刷してみたところ(このエントリの一番上の画像)、縁なし印刷だと文字が切れてしまいます(上)。また、縁ありだと文字は入るのですが、なぜかど真ん中に印刷されず、わずかに左に寄ってしまう(下)といった具合に少し問題はあるようです。ショップに持ち込んでのプリントでは、大量印刷の前に数枚テストプリントしてみたほうが良いかもしれませんね。

